6月9日
金色の鯉をヒットさせたタマは翌日もそれを釣りに行くと言う。
「二匹目のドジョウはない」と断言しながらも付き合う。

わたしゃ、二匹目は狙わずに正当にバス釣りをしていた。
タマは奥の方の池で一人鯉釣りをする。
しかし私は またもや豆や子供のバスばかり・・・

それが5匹目となった時点でヤルセナクナリ諦めてタマの所へ行く。

と、物凄い悲鳴ともつかない声がタマの居る池の方から・・・
タマが二匹目をヒットさせていた。
「昨日よりデカイ!!! 黒い鯉やっ!!」と叫ぶが、ラインは桟橋の下をくぐってグチャグチャとなっている。
所謂巻かれている。

私は橋げたの下のような所に潜り込んでラインを解いていき、やっと鯉も沖へ出た。

そこからはタマにロッドを渡して任せたが、グイグイと寄せている最中に突然ラインブレイク。
あっけなく終わる。
橋げたに巻かれた時に傷が付いていたのだろう。
「1メートルくらいあった」とはタマの談。それは釣り上げてから言えっと云うことで、
益々タマの熱はヒートアップしてしまった・・・


6月11日
タマの悔しさと次なる期待は高まり
またもや食パンを手に山の野池へと出向いてしまった。
この日は魚用の口ペンチを購入という力の入れようだった。

しかしヒットさせたのは私。
前回のスピニングに5ポンドとは違い、今回はベイトロッドに8ポンドラインなので
かなり強引に寄せることが出来た。
しかし正念場は寄せてからにあった。

タマが口にペンチを挟むが暴れられて
池に落としてしまう。

幸いハリがフッキングしているのでまた寄せる。
また口をペンチで・・・と計4度ほど20分くらいはやっていた。

ようやく弱ってきたところを
最後はタマはペンチと手で口を持って両手で池から抜き上げた・・・怪力。

私はとても重くて持ち上げての撮影は無理だった。
大きさは93センチ。
あともう少しでメーター級だった。

しかしタックルはベイトと太いラインより
ライトタックルでファイトする方が楽しい。

 

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