8月の釣り
先ず8月は殆どつりに行かなかった。
と言うよりも梅雨明けから暑くて釣りに行く根性もなく、引きこもっていた。
そしてタマとプールばかり行っていた。


一度、お盆辺りに河内磐船神社へ行った時に、目の前の天の川で中学生が釣りをしているのを見て
俺様も竿を出したら小バスが一匹釣れたくらいだ。
時間にして10分ほど・・・・

しかし8月も下旬になり涼しくなって来ると「もう釣りなんてしたくない」と思っていたのが嘘の様に
「釣りたい」気分になって来る。
気温 にコントロールされる釣り熱って一体と思う訳だが、兎に角一度室池へ行って見た。

8月31日
「散歩に行こう」とトレーシーと一緒に室池へ。
先日、タマと散歩に来た時に魚が動いているのを見ていたので釣れる気がしていた。

先ず、竿を出したのが樹が一杯岸から池へ水没している辺り、カットテールを投げる。
瞬く間に一匹釣れるも、枝に巻かれまくり、途中の枝にバスはひっかかる。
トレーシーにロッドを持ってもらい、体を池に乗り出してとりあえず口を掴みキャッチする。
久々の30アップ。写真を撮ろうとデジカメを探すが車に忘れてきたようだ。
トレーシーに「取って来て」と頼むと
「そんな小バスを写したいのか?!」と軽蔑される。
「俺様は写したいのっ!!」と鼻息荒く言い放つと、俺様の小バスに対する本気具合が伝わったのか
渋々トレーシーは車に戻ってくれた。

池に囲いを作ってイケスにしようと目論むも材料もなく
泣く泣くバスをリリース。
トレーシーが戻る前にまた釣っておかないと
「折角、取りに戻ったのに!!」と怒られること必至なので慌てて釣りを再開する。

対岸のオーバーハング手前の枝が沈んだ辺りに投げて直ぐにアタリ。
しばし食わせに待っている間に枝に絡まってしまう。
絶望しながらも引いたり緩めたりやり取りをしているとナント出てきてくれた。
「やったー!!」と思う間もなく次は真ん中の藻の塊に突入されて一巻の終わり・・・・

とりあえず分かったことは、ひったくるように喰う。枝が一杯。藻も一杯。
俺様は1/4ozのラバージグに変え、即アワセを心がけることにする。

次にまた足元のレイダウンを何度も何度もラバージグを投げまくる。
捕食音がそこかしこから響くのになかなか釣れない。
焦るも少し場所を変えると待望のアタリが!! やはりひったくるような勢いで来た。

次は25センチとサイズダウンしてしまったが、まあ苦手な8月記念のバスとして
丁度帰って来たトレーシーに撮ってもらう。
時刻は午後6時半。
時間にして40分ほどの釣行だった。

そんな話をタマにしたら、もう「釣りに行きたい」の連呼・・・負けて

9月4日
再び室池へ行く。
しかし先日の雨のせいか、白く濁っていてアタリすらない。
釣れる気がしないので釣っているタマの姿でも撮影しておく。
しかし、タマは本気だった。諦めている俺様を尻目にランガンだ。
そんな タマに待望のアタリが !!
「あっ!}」と声を上げる間もなく、
慌てて即アワセでバラシてしまう。
涙涙のタマの久々の釣りだった。

そこで一句

バスかとか
    何ぞとタマの問ひし時
        ギルとこたヘて消えなましものを


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