毎年、4月は室池で岸釣りで大抵1時間1匹、型は35前後が釣れていたのが、
今年はノーバイトである。こんな4月が去年から続いている。
フローターは勿論撃沈状態。
そして5月を迎えた。

5月3日、4月のリベンジを誓い、タマと二人で室池でフローターを目論んでいた。
ところが前日、山師、りょうくん、タッチー等と飲んでいると全員が行くことになってしまった・・・急遽フローター3機に空気を入れ、準備をする。

4時半にかるがも橋に到着。もたもたと準備をしていて、エントリーしたのは5時前だった。
水温は4月に比べてかなり冷たさはマシになっている。
なんとかるがも橋から見え小バスすら居る。
若い衆が6人くらい流れ込みの所で釣りをしている。
「釣れた?」と尋ねたら「スレていて釣れないです」とのことだった。

(釣れない男たちのフローター。山師は樹に引っかかったルアー回収に興じている)

少し沖に出てからオーバーハングを狙う。なんとアタリがある。4月には全くなかった待望のアタリ。しかしかなり小バスっぽい。
喰い切るのを待って釣り上げるもヤハリ20センチほどのミニサイズだった。

りょうくんにも小バスが来るが、手元でばれていた。小さいとフッキングが悪いことが多い。
とりあえずオーバーハングは小バスとギルばかりなのでウィードエリアを狙おうとしていたら、
岸で釣りをしていたタマのスピナーベイトにヒット。

タマは産まれて初めてハードルアーで釣れた。30センチのバスも2年目の彼女にしては最大。
「信じてこれを引けば釣れる」と俺様の適当な予言が当たったのだ。
陽平の時も適当に渡したピーナッツで釣れていた。
「ビバっ! 適当」


(タマとギル少女釣り師。。。。)

そしてまたもや奇跡が起こった。
天才ギル少女釣り師のロッドも弧を描いてラインが走り出たという。
釣り上げたのはこれも立派な30センチ。(洒落です)



こうして岸釣りをしていた若者達も他の釣り人も女子供が釣り上げたことに、何か冷めるものがあったのか一気に帰ってしまったそうだ。(タッチー談)
フローター組みもにわかに焦り出す。



フローターに乗る俺様は、それらの光景を沖から眺め
「ちゃんと写真を撮っておけよーっ!!」と叫び、
西堤のウィードエリアに出る。しかし、こちらは若者の集団がボートを出して水遊びをしている。
釣には向かない状況なので諦めてその奥へ進む。

オーバーハングを探りつつ、小バスのアタリを感じながら西堤に再び戻る。
ボート遊びもすこし静かになっているので、南端のウィードの切れ目を狙う。
初めギルっぽい「コココッ」と言うアタリがありギルだと思い放っておく。
しかし 次にラインが出て行くのでスローに合わせる。
何か釣れている、多分アタリからしてギルだうか・・・ところが水面近くに来てから抵抗されて再び潜られる。
「30センチもあるでかギルかぁっ!」とブルーになっていると上がって来たのはなんとバスだった。
途中までギルだと思っていたのでうれしさは−50%。

30センチ前半と小ぶりだけれど、
今年は室池は砂溜めで寒中、手酷いノーバイトを喰らって来ているので、至福の瞬間だった。

そして6時半に終了して帰路に着く。

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