070503
今年初めてのフローターである。例年ならば既に二三回は行っている。
しかし4月は欧州から出る二冊目の写真集の準備で忙しかったので行けなかった。
もう英語漬けでストレス満載になっていた。
そしてフローターはほぼ一年ぶりだ・・・うれしいはず・・
なのに 、余り行く気になれない。

実はその理由は4月の釣行にある。
例年4月は暖かくなり、容易にバスがスポスポと釣れ出す季節。
な・の・に・・・
今年の寺新での初バス以来 、忙しい中、
「バスを釣り上げてストレス解消だぁ!!」と出掛けて
3度ほどアタリすらない釣行を繰り返した。
返ってストレスが溜まった。

先日、フローターに行ったタッチーの話しでも5人中3人までもがポーズ。なかなか釣れなかったと言う。
今年は何だか例年に比べて喰いが渋い気がする・・・渋いと言うかアタリすらない。
この数ヶ月の気温変化が4月の釣に影響していたような気がする。

まあ行く気のないとイジケているとレーシーが言った。
「ウダウダと鬱陶しい。荷物を持ったるから、フローターでも行ってくれ」と・・・
で、仕方がないので行くことにする。
しかしそんなに鬱陶しいのか、、、、・・・・・

ピーカンの中、4時半ごろ、中堤から新池に入る。
古池も新池も大減水のままだ。
どうせ減水で釣れそうにないのならばと、いつもは行かない新池へ入った。
30分間、アタリもなく冷えてくる。
5時には既に陸に上がっている。
この時「嗚呼、やっぱり今日も釣れないのや」と不安が過ぎる。
30分休憩。気を取り直して5時半からは古池へ。

やっとアタリがある。
しかし小さいのかワームの端をつまんで走るがフッキングはしない。そんな事を何度も繰り返す。
で、6時までにギル一匹。そして30後半のバスを枝にラインを引っ掛けて天ぷらにしてバラス。
これは悔しいので同じ場所で粘るがまた型が小さくなったのか喰い切らない。

そして6時過ぎ。引いてもかなりラインが出るまで合わせないで待つことする。
かなり小さいと思ったからだ(推定15センチ)(その15センチを釣ろうとしている俺様って一体!?)。
しかし上がって来たのは30センチくらいの並バス。思ったよりも大きい。
水も濁っていてショートバイトを繰り返していたようだ。

要領が分かったのでそこから20分で立て続けに5匹上げて終了する。
陸ではトレーシーが寒そうに待っている。こちらもかなり冷えてきた。
陸に上がる前、〆に35センチの良形を釣る。トレーシーに写真を撮ってもらう。
あれ程釣が嫌になっていたのにまた好きになる。
我ながら現金なものだ。

連休なので陸っぱりの釣り人もかなり居るが、5時半から6時半の間釣れた気配はなかった。
減水+濁り+連休でかなりのプレッシャーのようだ。
結局今年の室池周辺の釣りはヤハリ厳しいようだ。

そうそう、帰りがけ車にフローターを積み込んでいた時に久しぶりにササヤンに偶然出会った。
ササヤンもフローター帰りである。
彼の話では今年も室池で結構フローターでは良い思いをしているそうだ。
釣り方を変えれば面白い出方もしてくれそうである。



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