06年名4月27日〜30日

淡路島の由来は古事記や日本書紀にある。
良く知られているイザナナギノ尊とイザナミノ尊の出会いの辺りである。
この男神と女神が出会い。
「嗚呼、あなたは何て美しい」と褒めあった後
「お前の体はどうなっているのか見てみたい」とか言い出し
「私には穴があります」
「俺には棒が付いてる」
「じゃあ、穴を棒で塞ぎましょう」

と言う訳で、結果国となる島々が生まれたそうだが、
手始めに淡路島を胎盤としたけれど、これが不愉快な代物だったので「吾恥(あはじ)」と名付けたそうだ。
神話の露骨な描写が面白い。
しかし何故淡路が不愉快なのか理由は分からない。

なんというか、早くも釣りの匂いから遠ざかる文章。
淡路での釣りの参考にとお考えの方は読まない方が賢明であるのは、間違いない。


金曜日の夜11時頃、淡路島へと旅立ち深夜3時頃にホテルに。
翌日から釣三昧と行きたかったけれど、全く予備知識ナシで来たので何処が釣れるのかも分からずに只ウロウロするだけで無常に時間は過ぎていった。
諦めて村の若い奥様方の集う山のカフェに行き、ヴェトナム・珈琲を飲む。

日曜日には鳴門まで行き「鳴門のうず潮」を見物したり、讃岐うどんを食べに行ったりで当初の予定とは全く違う方向へと行ってしまった。いつもの様に行き当たりばったりだ。

うず潮の近くでこの寒い中、泳いでいる人が居た。
もし溺れたらタイトルの薬でも飲むのだろうか・・・

淡路島を北海道のような所と考えていたのが先ず間違いだった。
奈良のようなところだった。
広大でなく狭く田んぼと集落がある感じ。

四国でうどんを食べて帰りは淡路島を一気に縦断した。
5.60キロあるけれど約20分で走り抜ける。気分は良いがその高速代の高さに驚く。
鳴門大橋と明石大橋の二つを渡っているせいもある。
途中、時速110キロくらいでフェラーリが15台ほど群れを為して走っている。
すごく変だった。
これを追い抜いていくのは気分が良いが、ある時点で魚の群れのように一気に加速して群れは遥か前方へと消えてしまった。
廃車寸前の我が車は息が少々上がって、エンジン音が変になった。
そして神戸に入ると渋滞が始まり、梅田ヨドバシでフィルムを買い、お好み焼きを食べて帰る。

 


 

 

inserted by FC2 system