05.1.5
まあそれはいつものようにタッチーからの電話で始まった。
今年の初釣りである。
余り行きたくない、釣れる気がしないからだ。
大阪の最高気温が8度。
山の野池は気温4度で雪がチラホラしていた。

午後2時某野池へタッチーと向かう。
池に到着すると誘っていた二人目の被害者マッキーが居た。
彼は2日の初釣りで琵琶湖でバスを手にしている。
このまま調子に乗れるか?!

そして3人で池の奥へと行く。
俺様は二人より奥でラバージグにビッグダディを付けて
倒木の辺りを打つ。
タッチーは対岸辺りへバイブレーションを投げていた。
マッキーは草陰で見えない。

俺様は無反応な野池にすぐに飽きていた。
と、タッチーが「来たっ!」と叫ぶ。
が、小さくてすぐにバレタそうだ。
マッキーもバレたそうだ。
俺様だけにアタリがない。
俺様はボトムを捨ててトップを攻める事にした。
ハマクルを投げる。
まあ、そこからスピンソニックや軽めのラバージグ等投げて
結局一時間で完全に飽きてしまった。

「俺様は帰る」とタッチーに言うと、
「もう帰るの? 早いやん。シーックレットの野池を教えるから
 もうちょい釣ろうや」と俺様の気を引くために隠し玉を出してきた。
「うーん、ちょい美味しい話や」と俺様は同意した。

タッチーはシークレット野池を口に出した瞬間から、
俺様に教えてしまった事にひどく後悔しているようだ。
心境は以下のような感じであろう。
「あーっしまったっ!! ハイシーズンになったら、俺が働いているうちに
また俺様にバカスカ釣りに行かれて、悔しい思いをするやないかっ!!
あんだけ俺様には内緒にしておこうと心に決めていたのに、
タッチーの馬鹿馬鹿っ、!!」
言っては悪いが、馬鹿である。

そして、山の中腹のタッチーシークレットへ。
すると秘密のはずが先行者が居た・・・
言っちゃあ悪いが、あまり秘密ではないようだ。

そこで二時間、雪もチラホラする中で
やけくそのように粘りました。
根性だけは三人とも付いたように思います。
そして3人は「春まで釣りに行かない」と
固く誓い合った事は言うまでもない。

下の画像は年の暮れ、12月某日寺新にて30センチちょいの冬バス。
ルアーはラバージグ、ウィードに引っ掛けてのヒット。
今日の画像がないので寂しいので貼り付けておきます。
画像のあごのラインがデフッとしているのが気になります。

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