04.9.9
昨日タッチーから電話があった。
なんでもパチンコで大当たりしてカルカッタDCという
電子制御のお高いリールを買ったそうだ。
そしてそれを持って台風の翌日、野池に行けば
40アップを初めバンバンと釣れたそうである。
野池へ通っていると、
こう云う日は一年のうち一日くらいあるものだ。
パチンコも野池も。
決してジツリキではない。
俺様は奴に言った。
「向こう一年、パチンコへは行くな。
二匹目のドジョウはもうおらんぞ」
するとタッチーは答えた。
「おらんかった。もう2万負けた」
なんである、馬鹿である。
そして今日、俺様はタッチーに触発されて
某野池へと夕方5時半から6時半まで久々に出向いた。
ここのところ人と会うことが多くて釣りどころではなかったが
やはり釣れたと聞くと食指が動く。
しかし、「二匹目のドジョウは居ない」と思うので
期待しないで行く事にする。
某野池に着いて数等するうちに
軽く二匹ほど釣れたが全てサイズが小さい。
30アップもままならない。
そこで奥へ奥へと入っていくとやたら子猫が
ちょろちょろと居る。
そしてスピナーベイトを水面に浮かぶ白い虫の横を
通していた時だ。白い虫が潜ったかと思うと
ルアーが横へ流れていく。
慌てて巻き合わせすると
なんと白蛇様がスピナーベイトにかかっているではないか!!
「ガッデム」
俺様は巻くのを止めて、白蛇様が自らスピナーベイトから
そのとぐろを巻くのをお止めになるのを待って回収した。
そして次に、待望の良形バスが!!
重たくて岸際まで寄せて、上げようとする。
ラインは16ポンドなので十分だ。
そしてバスを抜いたと同時に、足元からバスに飛び掛る黒い影がっっっっっっっ!!
そいつが、宙ぶらりんのバスにタックルすると
待望の良形パスと共に池にドホンである。
「???????????」
釣った小バスを狙うデカバスが食いつくというのはあるが、
狙った奴の方が明らかに小さい。
で、記憶をスロー再生してみると、
なんとそこには蛙様の姿が・・・
もう一度、スピナーベイトを通して来ると、
やはり出ました。足元で蛙様がルアーに飛びついて来たではありませんかっ!!
「わぉー」と
慌ててルアーを引っ込めました。
そしてこの蛙様はルアーが足元に来るだびにタックルして来るので
もうドキドキの連続。
しかしこの一番形の良いバスを蛙に持って行かれてからは
小バスばかり3尾追加のみ。
やはりそう何日も良い日は続きませんでした。
池には計四人。
プレッシャーも大きかったかも。
「釣れましたか?」と何人かに聞いたけれど
「釣れていない」との返事。
「釣れましたか?」と聞かれて
「蛇と蛙とバスが少々」と返事。
まあ一応ケデモノが大漁?である。
そして6時半ごろ、手のひらサイズの
超小型のバスが釣れた。
すかさず子猫が飛んで来る。
「欲しい?」と聞いてみると
「欲しい」と言う。
しかしこれをやると
「蛇と蛙とバスが少々と猫」となってしまう。
猫には悪いが超豆バスは池に返す事にした。
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