04.7.18
梅雨が短すぎた。
この二回ほどのフローターは
水温の急上昇のせいか、
いずれも不発に終わった感がある。
当分、フローター熱は冷めるだろうと思っていたが、
この日曜、愛しのトレーシーは友人と出かけて不在。
起きてから結構ヒマを持て余してしまった。
タッチーからフローターの誘いの電話が・・・
中堤にて落ち合うと約束。
俺様は18日の日曜日、フローターに懲りずに出る事にした。

で、陽平に電話。
「フローター、イコ」
「まじーっ!! 暑いやん。俺、別にええし」
「どうええのか分からん」
「ほなら、夕方の6時にイコ」
「しんどい目して、山道歩いて
たった1時間しか出来ひんやんか」
「ほな、5時。これで十分やで」
「じゃあ、エントリーが5時ちゅーことで、4時に出発」
「まじーっ!! まあ、俺、別にええけどな」
「じゃあ、ええという事で、4時出発」
「まじーっ!! 暑いやん」
「まじ」
「まあ、別にええけどな」
と無理やり陽平を拉致して
山道の友とする。

室池は中堤、古池へとエントリー。
夕方は5時。
水に入ると極楽になる。
先ずはギルの入り江へと向かう。
この東側の大きな入り江は強風のせいか
枯葉や枯花などのゴミの吹き溜まりとなっている。

3匹ヒットするが、全て豆バス。
この日も中々釣れない予感。
陽平にも待望の一匹目。
しかしこれも豆。

いつもこのワンドでは新しいルアーを試すので、
この日はシャッドのマーゲイを試す。
これはスパースレッジが余り潜らないショックで買ったものである。
別にこいつの方が潜る訳ではないが、
取り合えずこれならベイトでも飛ばせる。

岸際ギリギリにキャストするといきなりヒットっ!!
こんな事が2連チャン続く。
いずれも立派なギルだった。

俺様の姿を笑いながら見ていた陽平は
さっさとこのワンドに見切りをつけて行ってしまった。
俺様はもう少しルアーで遊んでから西堤方面へ向かった。

すると先を行っている陽平が
「入食い状態や」と言う。
俺様もワンドでの苦戦が嘘のようにヒットが続く。
「やっぱり夏は水が流れてるトコやで」
と陽平が満足そうに言いながら釣り進んでいった。
平均35度前後の日が2週間程続いて
バスも暑さに慣れたのか?

時刻は7時半、再び中堤へと戻る。
陽平曰く
「親指がバスの歯で削れて痛い」
と言うほど釣れた。
しかし、池で落ち合おうと約束していたタッチーは
結局姿を見せなかった。
「別に、ええやん」と陽平が言った。
これは彼の口癖の「ええやん」なのか
「(タッチーなど)別に(来なくても)ええ(構わない)」のか ?
考えてみたけど分からない。

下山してタッチーから携帯に電話が 。
「またフローターがパンクや」
と泣いている。
せっかくならそのまま乗って
泥舟タヌキ状態を見たかった気がした。
しかし
まあ、釣れたから、別にええけど。

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